本格おでんの下ごしらえ
おいしいおでん作りに最も重要なのは「具材の下ごしらえ」。このひと手間をいかに丁寧に行うかで、おでんの完成度が変わります。大根、こんにゃく、じゃがいも、練り物など、具材ごとに異なる下ごしらえの手順をご紹介します。
材料
- 大根
- じゃがいも
- 練り物
- たこ
- こんにゃく 各適量
作り方
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1
<大根の皮むき・下茹で>
大根を2cm厚さに輪切りにし、皮を厚めにむきます。 -
2
味のしみ込みを良くするため、大根の片面に1cmほどの深さで十字の切り込み(隠し包丁)を入れます。
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3
大根を耐熱皿に並べてふんわりラップをして6分加熱し、2分ほど蒸らしてから鍋に入れます。
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4
<じゃがいもの皮むき・下茹で>
皮ごと水洗いしてさっと水切りし、大きい場合は半分にカットして耐熱ボウルに入れます。 -
5
ふんわりとラップをかけ大根と同様に6分加熱します。粗熱が取れたら皮をむきます。
※おでんには、煮崩れしにくいメ―クインがおすすめです。 -
6
<練り物の油抜き>
食べやすい大きさに切ってからザルに並べます。 -
7
表面に残った油をさっと洗い流すイメージで熱湯を回しかけ、雑味を取ります。
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8
<たこの下茹で>
たこの足の片面に隠し包丁を数カ所入れます。 -
9
串に刺し、弱火で1〜2分下茹でします。
※おでん出汁や他のおでんダネへの色移り防止のため下茹でするのがおすすめです。 -
10
<こんにゃくの下茹で>
食べやすい大きさに切って、片面に格子状に切り込みを入れます。 - 11 こんにゃく1枚200gに対して小さじ1/2の塩でしっかり揉んで5分置き、臭みを取ります。
- 12 塩は洗い流さず、そのまま熱湯で2〜3分下茹でします。