災害発生直後は、支援物資が届くまで時間がかかることや物流機能の停止によってスーパーマーケットやコンビニなどで食品が手に入らないことを想定し、最低3日分(できれば1週間分)の水と食料を備えておくことが望ましいと言われています(※)。非常食の備蓄だけでなく、冷蔵庫なども活用し、最低3日分×人数分の食料をご家庭で備蓄しておきましょう。
※農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド」より
ローリングストックの実践法はいたってシンプル。①普段から少し多めに食材、加工品を買っておく、②消費期限の早いものから日常生活の中で食べる、③食べた分だけ新しく買い足すという3ステップを繰り返していくだけでOK。賞味期限を考えながら古いものから消費し、食べた分を買い足して常に一定量の食品がストックされている状態を保つことで、自然と備蓄品の入れ替えができるので、買い置き感覚で無理なく続けられます。
補充を怠るとそのままになってしまい、そのタイミングで災害が来る可能性も。ストックしている備蓄品を消費したら、消費した分の補充は必ず直後に行うことが大切です。
ローリングストックのメリットの一つとして「いつも食べ慣れている食品を非常時に食べられること」が挙げられます。災害時に一度も食べたことのないものを食べるより、普段から慣れている食品の方がストレスも少なく、安心です。また、非常食を購入した場合も、ローリングストックの考え方で消費期限が近づいたものから消費していけば「非常食の試食」につながり、味を知っておいたり、家族の苦手な味などに気づいたりできるメリットもあります。
比較的短いスパンでストックした食料品を消費し、循環させていくローリングストックは、賞味期限に縛られずに済むのも大きな魅力。それほど消費期限が長くない食品でも問題がないため、「防災用の食品だから5年程度の長期保存がきくものでなければ」と構えて考える必要がなくなり、備える食料品の選択肢が広がります。
非常持出袋などのリュックサックに非常食を入れっぱなしにしておくと、いざ必要な時に「消費期限が切れていた!」ということにもなりかねません。そんな消費期限の管理にもローリングストックが活躍します。ストックした食料品を古いものから順に定期的に消費するため、うっかり消費期限を切らして廃棄するリスクも少なくなり、フードロス削減の効果も期待できます。
※一部実施していない店舗、取り扱いのない商品がございます。
※店舗により売価が異なる場合がございます。
※写真は全てイメージです。
※掲載している商品が品切れの際はご容赦ください。
※掲載している商品は、天候などにより入荷しない場合があります。
【お客様お声係】
TEL0120-017-982(フリーダイヤル)
承り: AM9:00~PM5:30 (土曜・日曜および 1/1~1/3は除く)