その魅力は、なんといってもそのおいしさとヘルシーさ。いろんな食材をじっくり焼くことで、凝縮された旨みや甘みが味わえる「なんでもステーキの魅力」をたっぷりご紹介します。

なんでもステーキ3つの魅力

01見た目のインパクト大

野菜や豆腐など、素材の形を生かして香ばしく焼き上げるなんでもステーキは、見た目も味も、まるでメインのようなごちそうに! 食欲も、好奇心もそそる一品が簡単に作れます。

02素材のおいしさを楽しめる

素材そのもののおいしさを存分に味わえるのも、なんでもステーキの魅力です。特に旨みの濃い旬の野菜は、ステーキのようなシンプルな調理法がよく合います。

03食材をムダなく使える

野菜なら皮ごと、豆腐ならまるごとソテーするので、ムダがないのも魅力です。また、冷蔵庫にある使い切れなかった食材をステーキとして応用すれば、フードロスの削減にもつながります。

なんでもステーキ

野菜ステーキのポイント

丁寧にじっくり焼くことで、驚くほどの甘みを楽しめる野菜ステーキ。にんじん、じゃがいもなどの根菜類、きゃべつやたまねぎなどは、特にステーキに適した食材といえます。代表的な「きゃべつステーキ」のレシピと併せて、まずは基本のコツをご紹介します。

野菜の下処理

葉物の野菜は、焼いたときに野菜から水分が出るので、洗った後に「水気をしっかり切る」ことがポイント。キッチンペーパーなどで包んで水気を吸い取らせるのもおすすめです。根菜類は、焼く前に電子レンジで熱を入れて少しやわらかくしておくと、焦がさず火が通せます。
野菜の下処理

焼き方のコツ

フライパンにフタをして蒸し焼きにすると、手早く火を通すことができるほか、焦げつきにくくする効果も。香ばしく仕上げたいときは、少し時間はかかりますが、フタをせずに弱火でじっくり焼き上げましょう。
焼き方のコツ

焼き加減のチェック

野菜ステーキは香ばしさも魅力の一つですが、油断すると焦げてしまうことがあるので注意が必要。時々、火の入り具合や焼き色を確認して火加減などを調整しましょう。
焼き加減のチェック

仕上げの味つけ

塩・こしょうだけでもおいしいですが、ソースを作っていろんな味わいを楽しむのもおすすめ! 例えば「バター醤油のソース」やトマトケチャップとソースを混ぜた「デミグラス風」、生クリームを少し煮込んでとろみがついたところにコンソメと粒こしょうで味を調えた「ホワイトソース」も絶品です。
仕上げの味つけ

春きゃべつを使った 基本の野菜ステーキ 春きゃべつを使った 基本の野菜ステーキ

春きゃべつを使った 基本の野菜ステーキ
材料(2人分)
春きゃべつ
1/2個
オリーブ油
小さじ1
白ワイン
大さじ1
<ソース>
濃口しょうゆ
大さじ2
本みりん
大さじ2
バター
10g
にんにく(チューブ)
少々
作り方
  • きゃべつをくし切りにします。
  • 表面についた水気をキッチンペーパーなどでしっかり拭き取ります。
  • フライパンを弱目の中火に熱し、オリーブ油をひきます。
  • きゃべつをフライパンに並べ、フタをして様子を見ながら3分蒸し焼きにします。
  • フタを取ってきゃべつを裏返し、白ワインを入れ、3分焼いて器に盛ります。
  • フライパンに<ソース>の材料を入れて再度火にかけ、とろみが出たら火からおろしてきゃべつにかけます。

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