たとえば皮を剥き過ぎたり、根を落とし過ぎたり。ふだん捨ててしまいがちな野菜の部位には、まだまだ食べられるものもたくさんあります。今回は捨てられがちな野菜の部位をムダなくおいしく使い切るレシピをご紹介します。
皆さんは「ベジブロス」をご存じですか？ ベジブロスとは、「ベジ（野菜）」と「ブロス（出汁）」を組み合わせた言葉で、野菜を煮込んで取る出汁のこと。いつもは捨ててしまっている野菜の皮や茎などを使うことで、栄養＆旨み成分たっぷりのおいしいスープがとれる、エコ・クッキングの王道レシピです。
土の汚れがついている野菜の皮などは水で洗って水気をよく切り、ザルにおいて乾かしておきます。
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鍋に野菜と水を入れ火にかけます。
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沸騰してきたら、中火（吹きこぼれない程度の火加減）にして20分煮ます。
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ザルで濾して完成です。
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③でできたベジブロスは、保存容器に入れて保存します。
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すぐに使わないときは、フリーザー用保存袋に入れて冷凍しましょう（または製氷機に入れて凍らせたのち、保存袋に入れて保存します）。
沸騰した状態で溶きたまごを細く回し入れると、たまごがふわふわに仕上がります。
- しいたけは薄切り、きゃべつは千切りにします。
- 鍋に①とベジブロス、塩を入れて中火にかけ、2～3分煮ます。
- 沸騰したスープに溶きたまごを回し入れたら、こしょうを振って味を調え、器に盛ります。
ベジブロスの旨みを生かすため、今回はあえて具材は野菜だけに。さらに鶏肉などを加えるとコクが増して一層おいしく仕上がります。
- 米は洗ってザルにあげます。
- 炊飯器に、①とごぼう、にんじん、油揚げを入れたら、＜Ａ＞を加えて普通炊きします。
発酵食品の代表選手でもある「ぬか（糠）」は、お米などの穀物を精白（せいはく）した際に出る果皮（かひ）、種皮（しゅひ）、胚芽（はいが）などの部分のこと。野菜のぬか漬けが有名ですが、実は野菜以外の食材を漬けてもおいしいことをご存じですか？ 牛肉でも豚肉でも鶏肉でもぬか漬けにすることで旨みが増し、肉が柔らかくなります。もちろん、栄養面も◎。ぬか漬け料理のヘルシーな味わいをぜひお試しください。
「ぬか床はちょっと面倒かも……」そんな方におすすめなのが、市販のぬか漬けの素。
食材にそのまま注いで漬けるだけで、
簡単にぬか漬け料理を作ることができて便利です。
お肉をキッチンペーパーで包んでから、ぬか漬けの素で漬け込みます。ぬかに漬けることで、深みのあるまろやかな味わいに。
- バットにキッチンペーパーを広げ、ひと口大のそぎ切りにした鶏むね肉を並べて包みます。
- ①の上にぬか漬けの素を注ぎます。
- 30分〜1時間以上置きます。
- ししとうは、ところどころ包丁などで穴をあけます。
- フライパンに焼き油を中火に熱し、キッチンペーパーから取り出した③の鶏肉とししとうを炒めます。
エコ・クッキングを作ってみて気づいたことや
味の感想などを日記にまとめてみましょう。
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