身近な食材だからこそ意外と知らないことが多いかも!?
大根をもっとおいしく食べつくすための〝知って得するトリセツ〟をご紹介します。
大根の旬は、寒さで甘みが増す晩秋から冬。水分をたっぷり含んでやわらかく、ほんのり甘いこの時期は、ただ煮るだけ、焼くだけでもごちそうになります。
大根の旬は、寒さで甘みが増す晩秋から冬。水分をたっぷり含んでやわらかく、ほんのり甘いこの時期は、ただ煮るだけ、焼くだけでもごちそうになります。
全体に張りとツヤがあり、まっすぐ伸びて、太いものを選びましょう。ずっしりとした重さは、水分が豊富な証拠です。
カット大根は、断面がみずみずしく、きめ細かいものを選んで。「ス」が入っていないかも確認したいポイントです。
「ス」とは、大根の中に空洞ができてスポンジ状になった状態のこと。水分が少なく、食感や風味が落ちるため、選ぶときは注意しましょう。もし、家にある大根に「ス」が入ってしまったら、調理でひと工夫。炒め物や煮物、またはすりおろしてお味噌汁に入れるなど、味をしっかり含ませる料理ならおいしく活用できます。
大根は冷凍することで細胞が壊れ、煮物などにした際に味がしみやすくなるため、冷凍保存がおすすめ。皮をむいて食べやすくカットしておけば、そのまま調理に使えて便利です。
STEP1
大根の皮をむき、用途に合わせてカットします。
STEP2
キッチンペーパーなどで表面の水分をよく拭き取り、保存袋に入れて冷凍庫に保存します。
面取りをすることで煮崩れを防ぎます。取り除いた部分も捨てずに一緒に煮て、おいしく使い切りましょう。
面取りをすることで煮崩れを防ぎます。取り除いた部分も捨てずに一緒に煮て、おいしく使い切りましょう。
ふろふき大根やおでんにするときには隠し包丁を。火の通りが早くなり、味もしみやすくなるメリットがあります。片面だけに浅く入れるのが基本です。
ふろふき大根やおでんにするときには隠し包丁を。火の通りが早くなり、味もしみやすくなるメリットがあります。片面だけに浅く入れるのが基本です。
やわらかく甘みのある部分。素材そのものの味を楽しむレシピに適しています。
【メニュー例】大根サラダ、大根おろしなど
ほどよい甘みとみずみずしさがあり、バランスのよい部分。煮物や焼き物など万能に使えます。
【メニュー例】いか大根、大根ステーキなど
辛みが強めな部分。スープや炒め物の具などしっかり味をつける料理のほか、
あえて生のまま辛みを生かしたメニューにおすすめです。
【メニュー例】炒め物、お味噌汁など