大根のトリセツ講座

意外と知らない?!大根トリビア 意外と知らない?!大根トリビア

身近な食材だからこそ意外と知らないことが多いかも!? 
大根をもっとおいしく食べつくすための〝知って得するトリセツ〟をご紹介します。

大根

大根の旬は、寒さで甘みが増す晩秋から冬。水分をたっぷり含んでやわらかく、ほんのり甘いこの時期は、ただ煮るだけ、焼くだけでもごちそうになります。

大根の「旬」はいつ?

大根の旬は、寒さで甘みが増す晩秋から冬。水分をたっぷり含んでやわらかく、ほんのり甘いこの時期は、ただ煮るだけ、焼くだけでもごちそうになります。

おいしい大根の「選び方」

大根

全体に張りとツヤがあり、まっすぐ伸びて、太いものを選びましょう。ずっしりとした重さは、水分が豊富な証拠です。

カット大根は、断面がみずみずしく、きめ細かいものを選んで。「ス」が入っていないかも確認したいポイントです。

大根の輪切り
大根の「ス」とは?

「ス」とは、大根の中に空洞ができてスポンジ状になった状態のこと。水分が少なく、食感や風味が落ちるため、選ぶときは注意しましょう。もし、家にある大根に「ス」が入ってしまったら、調理でひと工夫。炒め物や煮物、またはすりおろしてお味噌汁に入れるなど、味をしっかり含ませる料理ならおいしく活用できます。

大根の「ス」

大根を美味しく保存するポイント 大根を美味しく保存するポイント

味がしみやすい!大根の冷凍保存

大根は冷凍することで細胞が壊れ、煮物などにした際に味がしみやすくなるため、冷凍保存がおすすめ。皮をむいて食べやすくカットしておけば、そのまま調理に使えて便利です。

大根の冷凍保存方法
大根をカットする

STEP1

大根の皮をむき、用途に合わせてカットします。

STEP2

キッチンペーパーなどで表面の水分をよく拭き取り、保存袋に入れて冷凍庫に保存します。

保存袋に入れる

大根の下ごしらえ 大根の下ごしらえ

面取り

面取りをすることで煮崩れを防ぎます。取り除いた部分も捨てずに一緒に煮て、おいしく使い切りましょう。

煮崩れを防ぐための大根の面取り

面取りをすることで煮崩れを防ぎます。取り除いた部分も捨てずに一緒に煮て、おいしく使い切りましょう。

火の通りをよくする隠し包丁

ふろふき大根やおでんにするときには隠し包丁を。火の通りが早くなり、味もしみやすくなるメリットがあります。片面だけに浅く入れるのが基本です。

隠し包丁

ふろふき大根やおでんにするときには隠し包丁を。火の通りが早くなり、味もしみやすくなるメリットがあります。片面だけに浅く入れるのが基本です。

大根部位別おすすめ活用メニュー 大根部位別おすすめ活用メニュー

上部
上部
上部

やわらかく甘みのある部分。素材そのものの味を楽しむレシピに適しています。
【メニュー例】大根サラダ、大根おろしなど

中部
中部
中部

ほどよい甘みとみずみずしさがあり、バランスのよい部分。煮物や焼き物など万能に使えます。
【メニュー例】いか大根、大根ステーキなど

下部
下部
下部

辛みが強めな部分。スープや炒め物の具などしっかり味をつける料理のほか、
あえて生のまま辛みを生かしたメニューにおすすめです。
【メニュー例】炒め物、お味噌汁など