開けたらすぐ調理OKなトマト缶の魅力は、時間をかけずにいろんな料理を作ることができる利便性と、賞味期限が長く、ストック食材に適した保存性にあります。また、トマトは加熱することで甘みや旨みが増すため、水煮したトマトを詰めたトマト缶は、生のトマトより甘みが強いのも嬉しいポイントです。
生のトマトと比べて
- 旨みがギュッと凝縮
- 時短料理の強い味方
- ストックできて便利
トマト缶には、トマトがまるごと入った「ホールトマト缶」と角切りにした「カットトマト缶」の2種類あります。それぞれの特徴や味わい、おすすめメニューをご紹介します。
イタリアを代表するトマトである長細い円筒形の「サンマルツァーノ種」を原料に使っていることが多く、肉厚な果肉と味の濃さが特徴です。果肉が煮崩れしやすく、トマトの種もまるごと入っているため、じっくり煮込むことで旨みやコク、ほどよい酸味が引き出されます。
果肉の甘みと種の酸味のバランスがよく、煮込むほどに深い旨みが引き出されるため、煮込み料理やスープ、トマトソースなどに適しています。
丸い形が特徴的な「ロマーノ種」を原料に使っていることが多く、実がしっかりしていて煮崩れしにくいのが特徴です。ホールトマトに比べて種がほとんど入っていないため、酸味が少なく、果肉はしっかりしています。果実感を味わう料理にぴったりです。
煮崩れしにくいので、ラタトゥイユなどのトマトの食感を残したい料理、サラダのトッピングなどに適しています。
ヨーロッパでは「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど栄養価の高い野菜です。特に有名な栄養素の一つ・リコピンは、加熱することで身体への吸収率が高まる特徴があるため、水煮されているトマト缶の方が、生のトマトよりもリコピンの栄養をより摂取できると言えるでしょう。
開封後、使いきれなかったものは、金属のにおい移りや変色を防ぐため、缶から取り出して保存しましょう。ここでは正しい冷凍保存の方法をご紹介します。
トマト缶の中身を保存袋に入れ、空気を抜きながら袋の口を閉じて冷凍庫で保存します。空気をしっかり抜くことで酸化を防ぐ効果が。また、なるべく平らに薄くすると、全解凍しなくてもパキッと割って使えるので便利です。保存期間の目安は約1カ月です。
製氷器冷凍は、使いたい分だけ取り出して使えるのが魅力。ただし、製氷器にはフタがないものが多いため、そのままだと菌が繁殖しやすいリスクも。そのため、アルミホイルで製氷器全体を包んでから冷凍庫で冷やし、固まったら保存袋に移し替えましょう。サラダのドレッシングやソースなど1キューブずつ必要なときに使えます。保存期間の目安はこちらも約1カ月です。
※一部実施していない店舗、取り扱いのない商品がございます。
※店舗により売価が異なる場合がございます。
※写真は全てイメージです。
※掲載している商品が品切れの際はご容赦ください。
※掲載している商品は、天候などにより入荷しない場合があります。
【お客様お声係】
TEL0120-017-982(フリーダイヤル)
承り: AM9:00~PM5:30 (土曜・日曜および 1/1~1/3は除く)