モチモチの食感や、ほのかなお米の甘みがたまらない「おもち」は、
腹持ちがよく、アレンジレシピも豊富な日本人のソウルフード。お正月だけじゃモッタイナイ!
ぜひ、365日おいしく食べていただきたいという想いから、
おもちを使った定番から絶品アレンジレシピまで、プロ直伝のワザを惜しみなくお伝えします。
料亭のような出汁でいただく上品なお雑煮です。丁寧に取った合わせ出汁とさまざまな具材の旨みが重なり合い、柚子の風味とともに奥深い味わいが楽しめます。詳しくは動画をご覧ください。
出汁の材料・分量
- 水
- 1ℓ
- 昆布
- 10g
- かつお節
- 10g
出汁の作り方
- 小鍋に昆布、水を入れて1~2時間ほど置きます。
- ①を火にかけ、沸騰直前に鍋から昆布を取り出します。
- 沸騰したところにかつお節を入れます。30秒後に火を止め、かつお節が沈殿したら濾します。
材料・分量(4人分)
- 切り餅
- 4個
- 鶏肉(もも)
- 小1/2枚(約100g)
- 塩
- 一つまみ
- 酒
- 小さじ1
- 出汁
- 600ml
- 小松菜
- 2株
- しいたけ
- 4枚
- にんじん
- 花形に抜いたもの4枚
- かまぼこ
- 4切れ
- 柚子の皮
- 適量
- <A>
- しょうゆ
- 大さじ1/2
- 酒
- 大さじ1
- 塩
- 小さじ1/3
作り方
- にんじんを飾り切りにします。花型に抜いたにんじんの中心から花びらのくぼみに向けて、包丁を斜めに入れていき、立体的に整えます(5カ所すべて)。
- かまぼこを結びにします。かまぼこを5~6ミリにスライスし、カーブの方を右に縦長に置いたら、上下5ミリのところに、互い違いに切り込みを入れます。さらに上下の切り込みの間、中央部分に切り込みを入れます(真ん中が穴になるように)。とがっていない方の端を中央の輪に入れ、さらに反対側の端を中央の輪に入れて結びにします。
- しいたけのかさに、包丁でV字の切り込みを3カ所入れます。
- 吸い地を作ります。鶏肉は一口大に切って塩、酒を振ります。
- 鍋に出汁、④の鶏肉、花形にんじん、しいたけを入れ、沸騰したら弱火にして10分煮ます。途中アクが出たら、丁寧に取り除き、<A>で味を調えます。
- 小松菜はさっと水で洗ってラップで包み、電子レンジで2分加熱したら氷水で冷まします。冷めたらラップを取り、水気を絞って根を切り、3~4センチ長さに切ります。
- おもちを焼きます(トースター、グリルなどで) 。
- お椀におもち、かまぼこ、しいたけ、小松菜を盛り付けて出汁を注ぎ、柚子の皮を散らします。
おもちは、もともとお正月や祝い事などの「ハレの日」の食べ物で、端午の節句や桃の節句でもお供え物として使われてきました。その中でもお雑煮の歴史は古く、始まりは平安時代とされています。毎年、お正月に福を与えにやってくる年神様に供えたおもちや里芋、にんじん、大根などを、その年最初に汲んだ「若水」と、新年最初の火で煮込み、元旦に食べたのが始まりだそう。ちなみに具材や、味付けは地域によってさまざまですが、関東は角餅を使った醤油仕立てのすまし汁、関西は丸餅を使った白味噌仕立てが多いと言われます。
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