料理のプロが徹底解説! 実践! しみしみ煮物のお手本レシピ おいしい肉じゃがはココが違う!

基本を押さえて、いざ実践! プロのお手本レシピ

しみしみ煮物の基本を押さえたら、さっそく実践。
定番の肉じゃがをお手本に、おいしく作るポイントをプロが詳しく解説します。

ほっこり×しみしみ

基本の肉じゃが

器に盛った肉じゃが。調理時間 約20分+蒸らし10分(下ごしらえ込み)

材料(2~3人分)

豚肩ロース肉(薄切り)
150g
じゃがいも
2個(300g)
にんじん
1/3本(60g)
たまねぎ
1/2個(100g)
しらたき
150g
さやいんげん
5~6本
煮汁に使うだし、しょうゆ、料理酒、砂糖

<煮汁>

だし
250ml
しょうゆ
大さじ3
料理酒
大さじ3
砂糖
大さじ2

Step.01 下ごしらえ

食材を切って、
おいしさの準備をする

にんじんとじゃがいもを乱切りにし、切ったじゃがいもを水にさらしているところ

じゃがいもはひと口大に切り、水に5分ほどさらして水気をきります。にんじんはじゃがいもよりひと回り小さめの乱切りに、たまねぎはくし切りにします。さやいんげんは熱湯で3分ほどゆで、3cm長さに切ります。

ゆでたしらたきをざるにあげて切り、バットに豚肉を用意したところ

しらたきは熱湯で30秒ほどゆでて水気をきり、食べやすい長さに切ります。豚肉は薄切りであればそのまま、こま切れであればざく切りにします。

プロのアドバイス

たまねぎは煮崩れしやすいので、厚めのくし切りにするのがポイント。

厚めのくし切りにしたたまねぎ

さやいんげんは火が通りにくいため、あらかじめ下ゆでしておきます。煮汁で長く煮るよりも色鮮やかに仕上がり、ほどよい食感もキープ。最後に加えることで、きれいな緑色を生かせます。

下ゆでしたさやいんげんを切っているところ

Step.02 煮る・アクを取る(強火)

火にかけて、雑味を取り除く

鍋に煮汁を入れ、豚肉を加えてほぐしているところ

鍋に<煮汁>と豚肉を入れてサッとほぐし、強火にかけます。

煮立って出たアクを取り、しらたき、じゃがいも、にんじん、たまねぎを順に加えているところ

煮立ってアクが出たら取り除き、しらたき、じゃがいも、にんじん、たまねぎを加えます。

プロのアドバイス

アクは強火でしっかり煮立たせると1カ所に集まり、取り除きやすくなります。アクを取ってから火を弱めるのが、雑味のないすっきりとした味に仕上げるポイント。

強火でアクを取り、そのあと火を弱めて煮るイラスト

煮汁はたっぷり入れず、味を含ませたい豚肉としらたきを下に、野菜を上に重ねます。この重ねる順番が大切なポイント! 少ない煮汁で蒸し煮のように火を通すことで、野菜の煮崩れを抑えながら、全体に味をしっかりなじませます。

Step.03 落としぶたをして煮る(中火)

じっくりコトコト火を通す

落としぶたをして、鍋のフタを少しずらしてのせたところ

中火に弱めて落としぶたをし、鍋のフタを少しずらしてのせ、15分ほど煮ます。

プロのアドバイス

落としぶたで煮汁にほどよい対流を起こし、少ない煮汁でも全体に味を行き渡らせます。鍋のフタは少しずらしてのせ、水分を逃がしすぎないように。さい箸を1本はさむとフタが安定し、ほどよく蒸気も逃がせます。

煮ている間は混ぜずに、そのまま待つのが正解。途中でかき混ぜると、やわらかくなった野菜などが崩れやすくなります。

煮ている途中にかき混ぜるのはNGというイラスト

Step.04 鍋止めをする

味をゆっくりしみ込ませる

いんげんを加えて鍋底から上下を返し、火を止めてフタをしているところ

火を止める直前に、いんげんを加えて鍋底から大きく上下を返したら火を止め、
フタをして10分ほど蒸らします。

プロのアドバイス

火を止めたあとの「鍋止め」も、味をしっかり含ませる大切な時間。最後に一度だけ大きく返して野菜を煮汁に浸し、そのまま休ませることで、余熱で火を通しながら煮汁の味をじっくりとなじませます。

Step.05 完成

しみしみ肉じゃがのできあがり

器に彩りよく盛りつけた肉じゃが

器に彩りよく盛りつけます。

プロのアドバイス

じゃがいもや豚肉をバランスよく盛り、にんじんといんげんの色をところどころに見せると、彩りよくきれいに仕上がります。

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