夏の不調といえば、暑さによる体力の低下でした。しかし現代は、冷房による「自律神経」の乱れが大きな要因に。
猛暑の屋外と、冷房の効いた屋内を行き来するため、体温調整を担う自律神経が働き過ぎに。そのため自律神経が乱れて、体のだるさや不眠、食欲不振などの不調を引き起こすのです。
そこで自律神経の乱れを整え、夏不調を予防・改善する方法を医師に教わりました。
猛暑の屋外と、冷房の効いた屋内を行き来するため、体温調整を担う自律神経が働き過ぎに。そのため自律神経が乱れて、体のだるさや不眠、食欲不振などの不調を引き起こすのです。
そこで自律神経の乱れを整え、夏不調を予防・改善する方法を医師に教わりました。
医学博士
福田 千晶 先生
福田 千晶 先生
医学博士
福田 千晶
先生
日本医師会認定産業医、日本医師会健康スポーツ医。
医師としての診療と共に、健康科学アドバイザーとし
て講演・執筆を主体に活動し、テレビの出演多数。
夏は外の気温に合わせて服を選びがちですが、ノースリーブなどの服装で、冷房の効いた室内で長時間過ごすと、体を冷やして不調の原因に。薄手の羽織り物を持ち歩き、冷えを感じたらすぐに身につけてこまめに温度調整を。また、首回りは冷えやすいので、スカーフをさっと首に巻くと冷房対策に効果的です。
夏はシャワーで済ませがちですが、夏不調を防ぐには浴槽にしっかり浸かりましょう。40度以下のぬるめのお湯でゆっくり温まると、自律神経がリラックスモードに。
暑くて長湯する気になれないときは、メントール配合のクール入浴剤を活用して。保温効果があるのに体感は涼しく、湯上りもスッキリ爽快です。
暑くて長湯する気になれないときは、メントール配合のクール入浴剤を活用して。保温効果があるのに体感は涼しく、湯上りもスッキリ爽快です。
暑すぎず、冷やし過ぎない室温が、自律神経には◎。睡眠中のエアコンは、28度くらいに設定しましょう。
また、見逃しがちなのが湿度。乾燥は夏風邪のもとになり、高い湿度は適切な発汗を妨げます。湿度は50%前後にコントロールを。質のよい睡眠で、夏不調を撃退しましょう。
また、見逃しがちなのが湿度。乾燥は夏風邪のもとになり、高い湿度は適切な発汗を妨げます。湿度は50%前後にコントロールを。質のよい睡眠で、夏不調を撃退しましょう。
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