目からウロコの知識がいっぱい!? なす料理のおいしさをさらにアップする鮮度の良いなすの選び方から保存方法、下ごしらえのコツをご紹介します。
なすの旬は、7〜9月の初夏から初秋にかけてと言われています。9月以降に収穫される秋なすもありますが、本来は代表的な夏野菜のひとつです。
皮の色が黒紫色でハリがあり、表面にシワがなく、ツヤのあるものを選ぶと良いでしょう。ヘタの部分にあるトゲがしっかりと立っているものが新鮮な証拠です。
なすは寒さや乾燥に弱く、冷蔵庫に入れておくと傷みが早くなりやすい特徴があります。ガクの部分から水分が蒸発するため、冷蔵庫で保存する場合は、ひとつずつラップでしっかり包み、保存袋に入れて冷蔵庫へ。表面に水気がついていたらよく拭き取りましょう。
乱切りや輪切りなど使いやすい大きさにカットし、必ずアク抜き(※)をしてから冷凍用保存袋に入れて冷凍しましょう。事前にアク抜きをしておくことで、なすが黒く変色するのを防ぎます。使うときは、凍ったまま加熱調理すればOKです。
※アク抜きの方法については、以下の下ごしらえをご覧ください。
なすを丸ごと1本生かした料理に向いた下ごしらえです。見た目もきれいに仕上がります。
ヘタとガクを同時に取れるので、簡単に下ごしらえをしたい人におすすめです。
なすはアクが強いため、海水の一歩手前、真水に対して1%ぐらいの濃度の塩水に入れて2〜3分程度さらします。水に入れても浮かんでしまうため、ラップなどで落しぶたをして全体が浸るようにすると良いでしょう。
なすの歴史は古く、もともとは奈良時代に中国から伝えられたと言われています。当時はとても貴重で、天皇や貴族など身分の高い人しか食べられなかったそう。それがいつ、初夢でおなじみの「一富士二鷹三茄子」のような縁起の良い野菜となったのでしょうか。
その由来は諸説ありますが、一説には「江戸時代に徳川家康が“大のなす好き”だったから」と言われています。また、江戸の商人たちが「なす=成す」とかけて、物事を成し遂げる、成功するものとして売り出したという説も。いずれにせよ、なすは昔から貴重で縁起が良いものとして人々から愛されてきた野菜なんですね。
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