その3つとは、「豆苗」、「さやえんどう」、「グリンピース」。マメ科のなかでも、発育の段階に応じて味わいが変わるえんどう豆ほど、バラエティに富んだ食べ方ができる品種はほかにないかもしれません。まずは、それぞれの豆の特徴を見てみましょう♪
新芽を摘んで食べるのが「豆苗」です。サラダや炒め物に入れるとシャキシャキした歯ざわりがおいしく、また根がついたまま販売されているので、利用した後も育てて再利用する再生栽培(リボベジ)が可能です。
豆が育ち上がる前に若採りするのが「さやえんどう」です。春の青い香りとさっぱりした食感が特徴。和食の彩りによく使われますが、炒め物などに加えても風味よく、おいしくいただけます。さやごと食べられるのも魅力です。
グリーンのやわらかい豆だけをさやからむいて食べるのが「グリンピース」です。旬のグリンピースはとても甘く、プチッと弾ける食感が絶品なので、ぜひ食べてみる価値あり。豆ごはんやポタージュなどに向いています。
鮮やかな緑色で、豆が育ち過ぎていないものが良質です。新鮮なものは、さやがふっくらしていて全体にハリがあるのが特徴。また、はじに付いている白いひげ根がピンとしているのも新鮮さを見極めるポイントになります。
グリンピースをおいしく保存したい場合は、豆の状態で保存した方が便利です。さやから豆を取り出してきれいに洗い、ゆでたら水気をよく拭き取ってバットのまま冷凍します。凍ったら保存袋に入れ、できるだけ空気を抜いてから冷凍保存します。
豆はゆでる直前にさやから出します。さっと水で洗ってから水気を切ってボウルに移し、塩を振ってもみ洗いを。ゆでる前に塩もみすることで、塩味のノリがよくなり、おいしく仕上がります。
- さやから豆を取り出します。
- 剥いた豆1カップに対して、塩小さじ1をまぶして塩もみします(写真1)。
- 湯を沸かして2~3分間ゆでます(お湯の量は3カップ程度)(写真2)。
- 湯につけたまま、粗熱を取ります。
- ざるにあげて冷ましてから水気をよく拭き、バットに並べてアルミ箔をかけて冷凍します。
- 凍ったら保存袋に入れて冷凍保存します。
豆を取り出すときは、さやをひねるようにすると簡単です。
材料(4人分)
- 米
- 2合
- グリンピース
- 150g
- 塩
- 小さじ1弱
- 本みりん
- 大さじ1
作り方
- 米は洗ってざるにあげ、炊飯器の内釜に入れ、2合の目盛りまで水を入れます。
- 塩、みりんを加えて炊飯します。
- ご飯とゆでグリンピースを混ぜ合わせます。
じゃがいもを入れると自然なとろみがついて、のどごしがなめらかになります。
材料(2人分)
- グリンピース(生/剥き身)
- 80g
- たまねぎ
- 1/3個
- じゃがいも
- 1個(正味120g)
- チキンスープ
- 水150mlにチキンコンソメ小さじ1/2
- 牛乳
- 150ml
- 塩
- 小さじ1/2
- オリーブ油
- 小さじ1
作り方
- たまねぎは薄切り、じゃがいもは皮をむいて輪切りにします。
- 鍋にオリーブ油を入れ中火に熱し、たまねぎを炒めます。しんなりしてきたら、じゃがいも、グリンピースの順につややかになるまで炒めます。
- チキンスープと塩を加え、フタをして弱めの中火で15分煮ます。
- 火からおろして飾り用のグリンピースを少し取り分けたら、牛乳を加え、粗熱が取れるのを待って、滑らかになるようミキサーにかけます。
- 器に盛り、グリンピースをのせます。
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